見事なタイミング
我が家は夫婦と娘2人、息子1人の5人家族で、引っ越して間もないため、まだ新たな合鍵を作っておらず、自宅の鍵は、引き渡し時に頂いた2つしかありませんでした。それなのに、各々の通勤・通学時刻がまちまちなので、1つは私と妻兼用、もう1つはその日の一番帰りが遅くなる人に渡すという形式を取っていました。先日、私たち夫婦は親戚宅に泊まりの予定で、2人の娘はそれぞれ帰宅が遅くなるという理由で、自宅内に2本の鍵を置いて家を出ました。しかし、途中で法事のお供え品を1つ忘れていたことに気付き、引き返しました。娘のどちらかがまだ自宅に居ると思っていたら、既に外出済みで施錠されていました。携帯で業者を検索して電話しましたが、すぐに来てくれるはずもなく困りました。とある業者さんはいくつかの対処法を温かくアドバイスしてくれ、気持ち的にとても助かりましたが、しょせん素人に解決は無理でした。法事用の品は数日前にわざわわ買いに行った特別な品で、買い直しにも行けない、時間は迫ってくる・・・困り果てました。そこに救世主が現れました。なんと、お昼からの部活が休止になった息子が自転車で帰って来たのです。そして二階の窓に登り、内側へ手を突っ込んで開けてくれました。ボルタリングを得意とする息子、さすがです。忙しい日々が続いて自宅の合鍵作成を先延ばしにしていたことを強く反省し、次の日に作成しました。そしてその帰りに息子への感謝を込めて、外食に連れて行ってあげました。