家の鍵がない!!
息子が小学一年生の時のことです。 私が夕食の後片付けをしていたら、明日の時間割をしていた息子ののん気な声が。 「お母さーん!鍵がないー!」と言うのです。 「ちゃんと調べてー!」 「はーい!」 という会話のあと、いくら一緒に探してもランドセルや手提げバックの中、家の中にもどこにもありませんでした。 鍵を落とすということはとても危険なことなんだよという話をして、 明日先生に鍵の落し物がないか聞いてねということで 息子を寝かせました。 息子は事の重大さを理解したようで落ち込んでいましたが、眠りにつきました。 ランドセルの中、それもファスナーがあるところに入れてあったのに何故落としてしまったのか。。。 しかも息子は学校でも家でも鍵を出した記憶はないようで。 息子が帰宅したとき、玄関の鍵を開けたのは私ですし、とても不思議でした。 さて、ここからが大変。 もし息子の鍵を使って誰かに家に侵入されたら怖いです。 しかもその時に限って夫は出張中。 私は玄関のそばに布団を敷いて一晩中ドキドキしながら過ごしました。 無事に朝を迎え、息子を登校させ、私は家から一歩も出ることなく息子の帰りを待ちました。 帰宅した息子から登下校の道に鍵が落ちていなかったこと、学校の落し物にもなかったことを聞き、 私は絶望感でいっぱいです。もう鍵を探している時間はありません。 ハウスメーカーに連絡をして玄関の鍵を変えてもらうことにしました。 夕方の依頼にもかかわらず、すぐに対応してくれたことには感謝の気持ちでいっぱいだったことを よく覚えています。 5万円弱の出費は大きかったですが、安全安心には代えられません。 ちなみになくした鍵はというと、新しい鍵に変えた日の夜、家の中から出てきたんです。 それも、何度も何度も調べた息子の部屋の机の下から。 どうやら、鍵を入れていたところのファスナーが少しだけ開いていて、するするっと机の下の端っこに落ちてしまったようなんです。 親子共々、高いですがお勉強になりました。息子はだいぶ大きくなりましたが、鍵を落としたのは小学校一年生の時だけです。 当時こんな話を同級生のママ友にしたら、同じ経験をしていたことに驚きました。 そのママ友も、すぐに玄関の鍵を交換してもらったとのこと。 小学一年生の家庭には、あるあるなんですね。 ランドセルのファスナーをしっかり閉めるよう、是非気を付けていただきたいです!